日本独特の色の名前と色合いを450種類以上収録 花や動物など色の語源もわかる
Japanese Colors Lite - 日本の伝統色(ジャパニーズ カラーズ ライト)は、日本で使われてきた450種類以上の伝統的な色の名前とその色合いを収録した無料アプリです。使われる漢字から生じるイメージと実際の色合いとの絶妙なマッチングに、思わず伝統の素晴らしさを感じてしまいます。
Japanese Colors Liteでは、藤色や小豆色といった日本独特の色の呼び名に、「#bbbcde」といったwebで表示する際のカラーコードや、色指定する際に用いる数字のカラーコード、RGBやCMYKカラーの数値などが記載されています。Webページ作成やペイントツールなどで微妙な色合いを表現したい時に便利です。また、画面下部のボタンからは背景色や中心色に用いた場合の雰囲気の違いや、補色、類似色などの色見本と比べることもできます。
Japanese Colors Liteでは、桃花色(ももはないろ)や柳染(やなぎぞめ)、若竹色(わかたけいろ)、枯茶(からちゃ)といった、自然の風景やその移り変わりから色の名前を付けているものが多いことを理解できます。色だけを見ていると「ピンク」や「グリーン」などと大ざっぱに受け取ってしまいますが、言葉とともに意識することによって一つ一つの色が個性を出しているように思えてきます。ですが、450種類以上ある色を検索するには、色の名前を直接入力しなければならないので、赤や黄、青、紫などの色系統ごとにリストがあると、より様々な色を探しやすいと思いました。この他、iPhoneで本格的なペイントができるアプリにはiDoodle2 lite、毛筆風のペイントができるアプリにはHenpitsuがあります。
Japanese Colors Liteは、450種類以上の伝統的な色の名前とその色合いを収録した無料アプリです。なぜその色にその名前がついたのか考えながら眺めてみるのも楽しいでしょう。
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